HATSUKOI~先生が教えてくれたこと~

ジンクス




目を閉じて2人で風の音を聞いていると,人の気配を感じた



『せんせッ…』

『しッ!』



先生は口に人差し指をあてて静かに周りを見回した




いくらなんでもこの状況は見られてはいけない





すると渡り廊下に2つの影が見えた




もしかして…



『ありゃジンクスだな』



あたしの心の中を代弁するかのように先生が呟いた



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