一粒の涙と奇跡

しばらくして体が離され、

私と水海は向き合う体制になる。

水海が首を傾け、

顔の距離がどんどん縮まっていく。

私も抵抗なんてしないで、

おとなしく目を閉じた。

唇に柔らかいものが触れ、

離された。
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