EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ
そんな小鳥の心境などお構いなしに、遠慮なく部屋を見回す白魔。
「ふーん。君の部屋、初めて入ったけど……あれだね」
「なんですか…?」
鏡の方を見ている白魔にビクビクして尋ねる。
(もしかしてバレた!?)
と思いきや。
「あまり女の子らしくないね」
「え…?」
「もう少し可愛い部屋にしようよ。質素過ぎる」
予想外な答えに拍子抜け。
小鳥は一気に脱力した。
「このタンスとか古臭いし、柩も黒なんかヤメテさ…ピンクにしなよ。今、女の子に人気だよ」
「は、はぁ…」
「今度また一緒にデートしようか。その時、僕が見繕って買ってあげるよ」
有り難い申し出だが、今はそれどころじゃない。
「白魔さん…あの…い、居間に行きませんか?私、見たいテレビが…」