EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ
「カロン、黙れよ。小鳥が脅えるだろ」
「……さっきから何?ルカ、やけに突っ掛かってくる。いつもは人間に無関心なくせに」
また二人の間に見えない火花が散る。
そんな弟達を無視して白魔が掛け時計をちらりと確認した。
「もうすぐ六時か。晩餐の時間だよ」
「晩餐といえば、小鳥ちゃんの食事はどうするんだい?」
この疑問を、毒舌な末っ子オーレリアンが鼻で笑った。
「人間用の餌があるだろ。それやっとけば?」
「あれでいいのかな…」
考え込む静理を余所に、オーレリアンが小鳥に提案した。
「それとも僕達と一緒に晩餐をとる?お前、絶叫して失神するかもしれないけど」
「え…どうして、絶叫して失神…?」