イケメン弁護士の求愛宣言!
「タ、タケシくん?」

そこには、いつかのコンパで会ったタケシくんが立っている。

白いシャツをラフに着崩し、ジーンズを履いているけど、膝は穴が空いている。

茶髪を散らすようにアレンジしていて、いかにも『ラフ』な出で立ちだった。

見れば見るほど、勇一に雰囲気が似ている。

「オレのこと、覚えてくれてたんだ? よかった……。由依子ちゃんには、謝りたかったから」

「私に?」

まさか、二度と出会うことのない人だろうと思っていただけに、偶然の再会に驚いてしまった。

だけど、あまりに彼が普通だから、それを隠してぎこちない笑顔を向けた。

「うん。夏帆から聞いたんだ。由依子ちゃんが、あのコンパのことを謝ってたって」

「あー、あれね……」

夏帆ってば、本当にタケシくんに言ったんだ……。

気恥ずかしい気持ちで彼を見据えていると、タケシくんもバツ悪そうに笑顔を浮かべた。

「由依子ちゃんが帰る間際、ヤケでヒドイことを言ったこと、本当に反省したんだ。ごめん」
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