イケメン弁護士の求愛宣言!
勇一と付き合っていた頃は、会話というより自分の気持ちを先走って出していたと、別れた後に気づいた。

相手の言葉に反応することは悪いことではないけど、いつも『何?』『だから?』『私はね……』のような会話ばかりだった気がする。

それでいて、勇一の会話をそっちのけで自分の話ばかり……。

真斗さんや夏帆は、私を『癒される』って言っていたけど、本当はそんなんじゃない。

自分を抑えているから、そう見えるだけかも……。

そんなこともあり、今もまた真斗さんへそれ以上の会話が広げられないでいると、彼が続けてくれた。

「だから、オレは由依子とできるだけ隣にいたいんだよな。特に、自宅くらいは」

「そっか……。そうよね、ケンカだってしたくないもんね」

だからなのかと、ようやく納得できた。

それにしても、真斗さんの想いを知るたびに、胸が高鳴るほど嬉しい。

無意識に顔がほころびながら、彼を見つめるとゆっくり首を振られた。

「オレは由依子とケンカもしたい」
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