イケメン弁護士の求愛宣言!
なるほど……。

それに、これだけ露骨に不快感を表すくらいだから、本当に私が初めて誘われた女性なんだとは思う。

だけど……。

「私のどこに一目ボレしたんですか……?」

それが、最大の疑問。

私のどこが、真斗さんのようなエリート弁護士に好かれたんだろう。

「どこって、一目ボレだから由依子ちゃんの癒されるオーラとか、女の子らしくて頼りなさそうに見えなくもないのに、一人でバーに来るとか、そういうギャップに興味をそそられたんだ」

恥ずかしそうな真斗さんは、それだけ言うと視線をそらした。

私から見たら、全てが完璧に見える人なのに、こんな恥ずかしそうに気持ちを伝えてくれる。

私の方こそ真斗さんのギャップに、心を揺さぶられていた。
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