イケメン弁護士の求愛宣言!
「それはどういう意味だよ。オレが由依子ちゃんを好きになっちゃ、おかしいってことか?」

「いえ、そういうつもりじゃなかったんですけど……。このクルージングだって慣れた感じでしたし、今までも来られたことがあるんですよね? だから、こういう場所に似合う女性がいいんじゃないかなって思って」

なんで、私が怒られてるんだろうと、不思議な気持ちになりながら、あたふたと言い訳をする。

だいたい、私はとりたてて美人でも才能があるわけでもないのに、真斗さんの一目ボレという言葉を間に受けるほど自分に自信はない。

すると、彼はムッとしたまま答えてくれた。

「クルージングは、親父の趣味なんだ。だから、家族で楽しんだことは何度もある。だけど、女性を連れてきたのは、由依子ちゃんが初めてだ」

「そうなんですか? でも、たしか真斗さんは、以前に彼女さんがいらしたはず……。その方とも来なかったんですか?」

「ああ。彼女は、海がそもそも嫌いだったから」
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