イケメン弁護士の求愛宣言!
私の出勤時間は、午前九時。

いつも通りに事務所へ入ると、来島先生と真斗さんしかいなかった。

私が中へ入ると、デスクにいたふたりが同じタイミングで振り向いただけでなく、真斗さんとバッチリ目が合って、ドキッと緊張してしまう。

「おはようございます……。あの、耶恵さんは、お休みですか?」

いつもは来ているはずの彼女の姿がない。

不思議に思いながら、真斗さんではなく来島先生に声をかけると、彼は書類を整理していた手を止めて私を見上げた。

「朝から、内野先生に同行して裁判所に行ってるんだよ。他の先生たちも、クライアントと約束とかで、今ここにいるのはオレたち三人だけ」

「三人……ですか?」

それは、かなり緊張する。

せめて来島先生には、ここにいてもらわないと、昨日の告白の後なだけに、真斗さんと顔を合わせづらい。

来島先生のデスクの前で一瞬ボーっとしていると、背後から真斗さんの声が聞こえた。

「由依子ちゃん、ちょっと手伝ってくれる?」
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