イケメン弁護士の求愛宣言!
運ばれてきた料理は、魚介類の炒め物やパスタ、それにカルパッチョのサラダなど、どれを取ってもおいしい。

薄すぎず濃すぎず、口に合う料理を堪能していると、真斗さんがクスッと笑った。

それにすぐさま気づいた私は、意味なく恥ずかしくなる。

「真斗さん、今笑いましたよね?」

ほどよくお酒も入り、少しテンションが上がったせいか、普段よりラフに彼に話しかけていた。

小さく睨むと、またもやクスッと笑われた。

「おいしそうに食べるんだなって思ってさ。由依子ちゃんて、バーで会った時もおいしそうに飲んでたよな。満面の笑みを浮かべて……」

と言いながら、真斗さんは声を押し殺して笑っている。

「それ、子どもっぽいとかって思ってません? 笑ってるし」

完全に思い出し笑いをしている真斗さんに、私は頬を膨らませた。

すると、彼は笑いを抑えるように、でも目は細めたまま私をチラリと見る。

「ごめん、ごめん。由依子ちゃんのそういう飾らないところが好きなんだよ。子供っぽいなんて思ってない」

そう言った真斗さんは、テーブル越しに腕を伸ばし、私の手を優しく握った。
< 90 / 301 >

この作品をシェア

pagetop