イケメン弁護士の求愛宣言!
温かくて大きな手は、すっぽり私の手を包んでいる。

「由依子ちゃんの手って小さいよな。片手でじゅうぶん握れる」

真斗さんも相当酔っているみたいで、ニコニコ微笑みながら、ギュッと握る力をこめた。

さすがにほろ酔い気分の私でも、だんだん恥ずかしさでいたたまれなくなってくる。

「あ、あの真斗さん。少しお手洗いに行ってきます」

慌てて立ち上がり手を離した私を、真斗さんは恨めしそうに見上げた。

「それじゃあ、早く帰ってきて」

「は、はい」

やっぱり絶対に酔ってる。

普段の落ち着いた大人の雰囲気の真斗さんとは違って、今夜はどこかラフな感じだ。

そのギャップにドキドキしながら急ぎ足で化粧室に入ると、鏡でメイクのチェックをする。

そろそろ店を出てもいい頃だし、この後はどうするんだろう。

もう少し一緒にいたいような、いたくないような……。

複雑な気持ちで鏡を見つめていると、美織さんが入ってきた。
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