空に願うこと。
-4月
あたしたちは東部高校に入学した。
偏差値50の普通科の高校。家から近かったし、4人一緒の高校がよかったから。
悠の成績がギリギリで中3の時に苦労したな…w

透「悠、早く来ねーとおいてくぞ」
玲「また寝坊か…」
紗「入学早々遅刻は勘弁してよ…」

朝、みんなで登校してるんだけど高確率で悠は寝坊する。よくそんなに寝れるな、ってくらいぐっすり寝てる。

悠「ごめん、俺間に合わないから先行って~」

玲「またか…」
透「遅刻すんなよ」
紗「はあ、じゃあ先行きますか」
玲/透「だね/だな」

悠の遅刻癖は厄介です…

学校まで自転車で15分程。
信号が青で通過できたり、車通りがよかったりすると10分くらいでいける。

紗「ねえ、今日の集会って何やるの?」
透「知らね、オリエンテーションとかじゃ ね?」
紗「ほー」
玲「応援練習だよ…」
紗「透也間違ってるじゃんw」
透「紗綾も聞いてねーだろ」
玲「二人とも聞いてないんだからお互いのこと言えないでしょ」
紗/透「ソウデスネ…」

玲はよく先生の話聞けるなー。あたしとか透也は無理だわ、悠も無理だな

自転車を運転しながら話すのは結構バランス崩れるから大変。だからあたし達もよく衝突事故起こしてるw
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