~Still~
ケイレブもそうだ。

何もかも持ち去り、ただ一つのベッドで、エレナのモデル仲間だったエマとマリファナを吸い、彼女と寝たのだ。

エレナの話題を口にしながら。

許せない。

過去なのに、過去なのに、許せない。

「エレナさん、答えてください」

エレナは、颯太から離れると、スッと姿勢を正した。

……終わりにしなければ。

そう。丁度良かった。

潮時なのだ。

エレナは、フワリと微笑んだ。

そんなエレナを見て、颯太は息を飲んだ。
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