恋のデザインは色鮮やかに。
それから、お互い席についた私達の間には、もう重たい空気はなかった。


「篤人が俺の担当になりたがってんのは知ってたけど、ナルも俺から離れたくないんだな。

知らなかったよ」


離れたくないって…。
なんだかカップルの会話みたい。


レイさんはわざとそういう言い方をしているんだろうか?


だったらこっちだって負けてられない。


「そうですね。

離れません、よーっ!」


椅子に座ったまま床を蹴って、レイさんの所まで転がる。
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