きっと君を探すから〜kiyoto〜
「早く歩かねーかな?」
「まだ、首だって据わってないのに歩くわけないでしょ」
それでも、清人は早く大地を連れて
一緒に虫を採ったり、缶けりなんかして遊ぶのを想像して、まだ産まれたばかりで何もできない大地を見ると
どうしようもない、焦ったさで一杯になってしまう。
「母ちゃん、何かお使いあるか?」
「じゃあ、鈴ちゃんと一緒にお肉屋さんに行って来て貰える?」
「いいぞ!な?鈴!」
「勿論よ」
清人は大地が産まれてから、まだ回復していない母の体を心配して
よく、家のことを手伝っているように見える。