「好き」のスイッチを切りたい。
転校生
星野結城、高校一年生。結城には好きな人がいる。クラスメートの人気者、小湊奏多。
「今日、転校生が来るんだって!」
その言葉にクラスの全員が反応する中、結城だけは無反応。結城の目には、奏多しか映ってないからだ。
「転校生は女の子だって!」
 クラスの男子はほぼほぼ目を輝かせた。女子は厭味ったらしく男子を睨めつけ、ため息をつく。
< 1 / 13 >

この作品をシェア

pagetop