「好き」のスイッチを切りたい。
美穂は結城の存在に気付くと、目元を腕でごしごし擦った。
何もなかったかのように手を洗い、早々とトイレから出て行った。擦れ違いざまに、結城は美穂の腕をつかんだ。
「泣いていたの?どうして?」
美穂は視線を下に向けたまま何も言わない。頷きもしない。それでも結城は必死に同じことを繰り返した。
チャイムが鳴った時、美穂がようやく口を開いた。
何もなかったかのように手を洗い、早々とトイレから出て行った。擦れ違いざまに、結城は美穂の腕をつかんだ。
「泣いていたの?どうして?」
美穂は視線を下に向けたまま何も言わない。頷きもしない。それでも結城は必死に同じことを繰り返した。
チャイムが鳴った時、美穂がようやく口を開いた。