俺たちの妹・2
「喘息の発作が出ちゃったの。」

「久しぶりだったんじゃない?」

「うん…色々考えてたら苦しくなってきちゃって……」

苦笑いのみぃ…。

「ストレスも良くないからね」

「うん……でも色々考えちゃう」

「俺も一緒に考えるから、一人で悩まないで?」

「そしたら葵に負担かけちゃうよ……」

「みぃと一緒に過ごせる事が嬉しいから、負担なんて思わないよ」

これは本音。

「でも………」

「大丈夫。一人で悩むより、二人で悩んだ方がいい答えが見つかるかも知れないしね」

なんとかみぃに納得して欲しい……

「……………そうだけど……」

「だから、一人で悩まないで?」

「………………いいの?」

「もちろん‼︎ 負担なんて思わないから、いつでも相談して?」

「分かった。葵、ありがとね」


みぃの力に少しでもなれる様にならなくちゃな……



「とりあえず今は目の前にあるテストに取り組まないとね」

俺の言葉に大きく頷いたみぃ。
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