俺たちの妹・2
「そんな嬉しい話、乗らない訳ないじゃない」

桜は万遍の笑みを見せてくれた。

「ほんと?良かった〜。日にちとかはまだ決まってないんだけど、つーくんのお休みに日にちを合わせるつもりなの」

「司に合わせてくれるの?」

「学生より、社会人の方が忙しいもんね」

みぃの言葉はやっぱり自分より人を優先している言葉だった。

「司と遊びに行けるなんて、嬉しいな」

桜がこんなに喜んでくれるなら、これから、休みを取れる時は取ろうと思った瞬間だった。


桜やみぃにとって、楽しい思い出になる様に、みぃの体調管理には気をつけないとな……


今、みぃの体調はフラつきはあるものの、まだ落ち着いてるから、早めに行く方がいいかも知れない。


この計画が終わった後の体調がどうなるかは分からないから、学校が始まるまでに休める時間があるといいしな……
< 285 / 612 >

この作品をシェア

pagetop