俺たちの妹・2

司side…

夏休みに入った日に、みぃから連絡があった。

目眩が出てきたと……


まだ軽い目眩だったみたいなので、とりあえず常備薬として渡している目眩を抑える薬を飲む事と、酸素を付けておく様に伝えた。

それでも酷くなったら診察する事を約束して……



そして今日、葵と桜に連れられてやって来たみぃ。

目眩が酷くなったので、身じろぎすらせず、ぐったりしている。

点滴が必要だな……

葵の話を聞きながら、治療を考える。

眠れているなら、そのまま寝かせてあげたいと思う。


聴診をしても、音が悪いわけじゃないから、ほんと疲れから来たんだろうな……

栄養剤と、目眩止めを点滴する事にした。

これで治れば、みぃの体力も回復していくんだけどな……


「みぃ、行けそうですか?」


「とりあえず目を覚ましてもらわないと何とも言えないけど……目眩が治れば回復出来ると思うよ。ただ、薬は増えるかも……」

「行きたいなら、仕方ないですよね……」

葵の言う通り、本当はこの状態では家でゆっくりしててもらいたいところなんだけど、友達との約束の為にみぃも頑張ると思うから、少しきつい薬で症状を和らげる方がいいかも知れない……
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