俺たちの妹・2

美晴side…

ずっと楽しみにしていたお出かけに参加出来て良かった。

行きの車は華ちゃんのお友達と初めて会ったので、自己紹介から始まった。

「私は、宮本 香穂(ミヤモトカホ)。華とは小学生からの友達なの。よろしくね」

明るく気さくな感じがした。

「私は桃谷 桜。みぃと葵とは幼馴染で今運転してる司の彼女。司はみぃの主治医なの」

桜は色々と説明してくれている。

「城之内 美晴です。みんなからはみぃって呼ばれてます。こういうお出かけにあまり行った事がないから、出来ない事が多いと思うけど、気にしないで楽しんでね」

「桜ちゃんとみぃちゃんでいいかな?」

「「うん」」

「私たちも香穂ちゃんって呼ぶね」

「あ、みぃの彼氏は葵だから、取っちゃダメだよ」

桜は香穂ちゃんに念押しをした。

「取らない取らない。人のものに興味はないから」

さっぱりとした性格はこんなところでも発揮されるんだ……


「香穂、悠斗もダメ」

「分かってるって。あんたの親友何年やってると思ってるの?」

香穂ちゃんの言葉にホッとした様子の華ちゃん。

「ふふ、やっぱりね〜。二人は仲良いと思ってたんだよ。名前で呼び合ってるし」

桜が突っ込むと、

「ちょ、桜ちゃんっっ‼︎‼︎」

華ちゃんが慌てだした。


< 321 / 612 >

この作品をシェア

pagetop