俺たちの妹・2
つーくんは葵の事、あんな風に言っていたけど、ほんとかな……


私も、もちろん葵の事は全部知っていたいけど病弱な私の事と、元気な葵の事では何だか次元が違う気がする。


でも、つーくんも彼女の事は他の人より知っていたいって言ってたし、一度話してみようかな…



病室の窓から見える外を見る。

小さな子どもがお母さんと手を繋いで歩いていたり、仲の良さそうなカップルが肩を寄せ合って歩いていたり、何気ない時間が流れている。


私にとってはどれも羨ましいものだけど……


こんな私の中に葵を巻き込んでいいのかな………



相談したい気持ちと、ダメなんじゃないかと思う気持ちが交錯する。






少し休もう……


色々考えても、出ない答えに少し疲れてしまった。



ベットに横になると、あっという間に夢の世界へ導かれていった。
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