俺たちの妹・2
「あ、あの……ごめんね?」

思わず葵に謝ると……

「//// …… まぁ、これがみぃだよな……」

と苦笑された。


「ま、確かにこれがみぃちゃんよね。無意識だからタチが悪いけど〜」

華ちゃんも私を見て苦笑した。


「ま、今更気にしても仕方ないか……さ、食べようたべよう」

葵と華ちゃんも食べだした。

なんだか分からないけど、解決したのかな?


3人が美味しそうに食べてくれている様子を見ていると、お腹がいっぱいになってきた……


一度席に座ったものの、飲み物を注いだり、お皿を出したりパタパタと動いていた。


「みぃ、後は俺がやるから少し座ろうか」

葵が少し心配そうな顔をしてキッチンを、覗いた。

「うん」

自分の席に戻ると、お皿に盛られた料理があった。

「これはみぃちゃんの分。しっかり食べないと」

華ちゃんはジトっと私を見た。


食べてなかったのバレバレだ……


「みんなが食べてるの見てたらお腹いっぱいになっちゃって…」

「それは気のせいだよ」

悠斗くんまで……


みんなに見守られながら、フォークを動かした。

少しだけでも食べなきゃね……



「も、無理……」

お皿の半分になったところでもう限界……

「みぃ。頑張ったな」

葵は、頭をポンっと撫でてくれた。
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