俺たちの妹・2

日向side…

葵から司さんに連絡が入ったのは、丁度、夜勤と日勤が入る変わる時間だった。

たまたま司さんの診察室に用があって、来ていたところに入った連絡。

美晴の発作は久しぶりなので、葵も美晴も慌てなきゃいいけど……

「俺、葵にみぃ連れてきてって頼んだから、日向悪いけど、樹に処置室の準備お願いしてきてもらっていいかな?」

「了解です」

司さんは、バタバタと救急外来の出入り口まで行った。


俺はその間に小林先生に連絡を入れる。

pipipipipi…
〔はい〕
〔日向です〕
〔どした?〕
〔美晴が喘息発作を起こしたみたいで、葵が連れてきてくれます〕
〔みぃちゃんが?分かった。処置室の用意しておくよ〕
〔お願いします〕

俺は処置室へ向かった。

「日向、来てくれたんだな。みぃちゃんの迎えは?」

「司さんが行ってくれてます」

「ここまでの状況も聞くだろうし、みぃちゃんは早く処置した方が良いだろうから、俺、運ぶよ。日向はここで、指示出して、準備の続きを頼む」

「わかりました。すみません、俺の妹が喘息発作で運ばれてきます。意識あるかは微妙なところです……
なので、もしもの為に、挿管の準備と……酸素マスク、発作止めの注射、発熱が見られる場合は、解熱剤も、よろしくお願いします」

「「「はい」」」

俺の言葉に数人が返事をして、バタバタと動いてくれた。
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