君の笑顔が涙に変わる時
屋上の空気
東京の一角にあるビルの屋上。
そこの端に私は座っていた。
なにも考えなくていいから。
この綺麗な風を受けていれば、
何もかも楽になれる。
死のうとは思わない。
臆病だから。
だから、屋上の端に座る。
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