私の中にあと二人いる【番外編】
「ねぇ、遥ちゃん
何考えてるのぉ〜?」
僕の肩をマッサージしながら
千が小声で言ってきた
「…んっ…な、にも…?」
「……その声やめてよぉ…」
僕は千のマッサージが気持ちよくて
声を出していた
チラッと千を見ると
顔を伏せて、マッサージを続けていた
千って…
少し僕に似てるんだよね…
自分の邪魔するヤツは消しちゃう怖いとことか…
だから、あまり千に近づかなかったんだよね…
僕一人の身体じゃないから…
洸を人質に取られたらヤバいからね…