先生は救世主




「そんなことないけど?
明梨嗄の楽しそうな顔見るだけで、俺は充分。」


「でも悪いよ……。」


「……そんなに言うなら…。
はい、ここ来て?」


慶助さんは椅子に座って、自分の脚をぽんぽんっと叩く。
あたしは素直に従う。


「違う。
俺の方に顔向けて座って。」


「えっ!?恥ずかしいよ……。」


「俺に何もしてないから、なにかしたいんでしょ?」



< 373 / 380 >

この作品をシェア

pagetop