ラブレッスン
すごい効力だと思う。





どんな表情されるよりも、その笑顔が一番キュンとさせられるんだもの。







『ヤバイ。今のすごい殺し文句ですよ。』






頭を胸元に引き寄せて抱き締められ頭上から聞こえてくる言葉。

『どれだけ俺に惚れさせるつもりですか?』

その行動に言葉にまた涙が溢れる。






私だって同じよ?

その笑顔が、大切そうに私を見つめる目が、抱き締めるその腕が、

全てが進行形で愛しさを増していくんだから。






そっと腰に手を回してしがみついて幸せを噛み締めた。










『いつから俺の事好きになってくれてたんですか?』







「いつからかなんてわからないわ。気付いたのはあなたに言われたある言葉だったけど。

ねぇ。ずっと好きだったって今言ったけど、じゃあどうしてあんな事言ったの?」







忘れもしないあの言葉。







結城歩が好きだと気付いたのと一緒に、あの時はどうする事も出来ないと苦しくなったあの言葉。








「私に惚れることはないって屋上で言ったわよね?

どうしてあんな嘘ついたの?」








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