小さな天使たち。


ばいばいしないといけない時間。

周りにはカレカノばかりで

やっぱりまゆたちもばいばいしたくなくて
ゆうやの家のすぐそばのイオンにいた。

写真撮りまくって
お菓子食べて

ゆうやが諦めつけようと
ママに送った
「今日クリスマスだしやっぱりお泊まりしたいんだけどだめ?」っていうLINEの
返事を待ってた。

「返事来ないし、帰ろっか。」
「…わかった」

不満そうなゆうやの手を引っ張って
歩き出したとき
ゆうやの携帯の通知音が響いた。

今にも泣きそうな顔でゆうやは
携帯を見るとたちまち嬉しそうな顔をした。

「まゆちゃん!!お泊まりいいって!!」

急遽お泊まりになった。

ママたちは高熱でばたんきゅーだから
ご飯は買って行った。

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