何それ、ずるすぎでしょ?


「煽るってな、んっ!」



突然、大友君からのキス。



だけど、



「お、と……んぅ。もくぅ、んんっ!」



長いよ……。



苦しい……よ。



私が、胸を叩くとキスを止めてくれた。



「今度は、短くなかった?」



意地悪な顔をする大友君。



「苦しかった……よ」



離されたのは、酸欠になる寸前だったんだから。



「でも、幸せだった……」



私がそう言うと、
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