失恋レストラン


しおりがいくらも待たないうちに陽介はやってきた






「お待たせ!行こう。」





「うん☆」






あらかじめ買っておいた優先チケットで





いつも乗っている電車なのに


人が少ないせいもあり


そこは二人だけの空間になっていた





お互いに今日あったことを話し合った






楽しくて





陽介は本題を忘れそうだった





どちらからともなく





会話が途切れる瞬間があった…







“今、言わなきゃな…”






「あのさ…。」






「ん?」






窓の外の景色に目をやっていたしおりの大きな瞳が陽介を見つめた。





いざ言い出すとなると





躊躇してしまう






いやいや、ここで言わなかったらずっと言えないぞ…







陽介は腹を決めた






「俺じつは結婚してるんだ…。」







「えっ…」







しおりは頭の中が混乱して





状況がよく把握できない…








うそ…!





目の奥の熱いものが






ほほを伝わっていることだけが分かる…
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