社長とお嬢様
「亜佐羽様どうされました?

悩み事があるなら、私に打ち明けて見たら、いかがですか?」

「実は、私なんとなくわかってしまったんです。」

「わかったとは?」

「今回の件、睦月さん、葉山家が関係してるんじゃないですか?」

それから私は思ったことを話した。

まず、おかしいのは、強盗が簡単に庭にはいったこと
葉山家が家に、たかが強盗に簡単に入れるなんておかしい。セキュリティが甘すぎる。

次に、目隠しをして、車に乗ったのに、意外とすぐに小屋に着いたこと。

あれは、庭を少し、遠回りして、葉山家の敷地内の、小屋を利用したのでは?

そして、私を襲った時に下はダメって言ってた。

それは、芝居の為だけに私の初めてを、アイツらに持っていかれたくないから。
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