昼休みのキミ 【短編】
戸惑う私とは違い
笑顔で私のそばまで歩いてくる彼
「俺が外で待ってても
愛里紗ちゃん、出てこないんだもん」
驚きのあまりどう反応したら
いいのかわからない
「えっ!?…もしかして
待っててくれたの?」
恐る恐る彼に訪ねる
「うん。でも出てこないから
俺もサボっちゃった♪」
彼に申し訳ないという気持ちもあったが
なにより、私を待っていてくれたことが
嬉しすぎてそれどころじゃなかった