明日へのラプソディ

「だから?」

「だから、行きません」

「え?香山さんもお金払ってないんでしょ?お礼は?」

「いや、それは主任が行って『ノゾミンも宜しく言ってましたぁ』って、言ってくれればいいんじゃないですか?」

「…」

なんて奴だ。

「だって、私は主任みたいに記憶失う程、飲んで酔ってないですから」

「…」

返す言葉はございません…。

「岡林さん、いないかもしれないですけど、主任のあの酔い方なら、金曜日に行った方かも知れませんよ」

「…あれは、初めてしゅうちゃんと話せて、舞い上がっちゃったからよ。もう免疫ついたから、大丈夫よ」

大丈夫なハズ、よ。

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