催涙雨。



3人ともすごく仲良しで

毎日のようにずっと一緒にいた。



父のこととかも知っていて

その時の1番の支えはこの2人だった。




でもある日、聞いてしまったんだ。

2人の会話を。



あれは、まぁ小説あるあるなんだけど


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ミーンミーン


蝉の鳴き声。



暑い夏の放課後

私は先生のお手伝いで残っていた。



晴樹と菜々は待ってる。

と、教室で待っていてくれてる。



5時くらいに終わる。

と、告げたのだが、

思いのほか早く終わり、

只今の時刻は4時半前。



早く2人に会いに行って

脅かしちゃおう。と思っていた私は

静かに廊下を歩いていた。


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