生贄投票
「ところでさぁ、二階堂の家ってどこにあるか知ってるの?」


一口コーヒーに口をつけてから、涼花が口を開く。


「あっ、私行ったことあるけど」


「ああ、葬式に行ったんだったよね」


「ううん。お葬式は自宅じゃなかったけど、その後もお焼香させてもらいに行ったことがあって」


「ふ~~ん」


「結構近いよ。泉町だもん」


「そっか、じゃあまずは二人で二階堂家の調査だね。任せた」


涼花は満足そうに頷くと、コーヒーに口をつけた。
< 496 / 827 >

この作品をシェア

pagetop