生贄投票
「ぅ……」


さらに顔を歪める修太。


「ちょっとどうしたのよタマ子」


「おいタマ、大丈夫か?」


晃司も席を立った。


「ぅ、ぅ、ぅううううう」


修太は苦しそうに首を掻きむしり始める。


「タマ子!」


美奈都はすぐに修太のもとに駆け寄った。


「うがぁああ~~~~」


修太はそのまま白目をむくと、身体を痙攣させ始める。


その背中をさすり始めた美奈都と、唖然としてその様子を見つめるクラスメイトたち。


「あが、あがっ、あがぁああああ」


修太は床に倒れこんだ。
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