生贄投票
何だろう? 何とも言えない生臭さと、異様な雰囲気。


「電気点けるね」


「うん」


怜が部屋のスイッチを点ける。


急に明るくなったから、亮平は一瞬眩しくて目を細めた。


その目に信じられないモノが映る。


血だらけの男が三人……。身に覚えのある男たちは、全員クラスメイトだった。


金田淳、小林幹生、徳田英明の三人で、茂木栞に誘われた仲間である。


「ぅあっ」


突然背中に激痛が走り、亮平は前に倒れた。
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