生贄投票
ところが相手も警戒しているから、さっきの田野と山岡のように、一人で行動していないのだ。


田野の家に行く前に、森川彩奈の家にも行ってみたが、服部将也がいた。


さすがに一人では、複数いる相手を殺すのは難しい。


ところが難しくない相手がいることを忘れていたのだ。


それは岡田奈美と福岡聖佳の二人。


特に福岡は、自分たちに命令をしておきながら、自分は手を汚していない。


最後の生贄は福岡聖佳にしてやる。


雄次郎は福岡聖佳の住所をチェックすると、聖佳の自宅を目指した。


聖佳の自宅に到着すると、雄次郎は深夜を待った。


寒くて死にそうだったが、これが最後なのだと自分に言い聞かせて耐え続ける。


寒くて辛い時を耐え、福岡家の電気が消えてから30分ほど待ってから、福岡聖佳の家に侵入した。
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