生贄投票
「ああ、チクショー。まだ死にたくねぇなぁ~」


「そんなこと言ったら、全員がそう思ってるよ」


「いや、そうじゃなくて」


俊明が真顔になって見つめる。


「な、何だよ?」


「まだオマエとエッチしてないから死ねない」


「はぁ、アホか!」


涼花は真っ赤になった。


「何だよ~残念なヤツだなぁ」


「な……じゃあ良いよ。今すぐヤろうぜ。その代わり腹の傷口が裂けても文句言うなよ」


「イヤ、無理です。ごめんなさい」


「だいたいアタシはまだ処女なんだからさぁ、もうちょとムードのあるとこで頼むよ」


「ごめん」


「もう! 今はこれだけで我慢しろ」


涼花は微笑むと、俊明に唇を重ねた。
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