あなたの優しさが…2
知らざること

怪我



雅樹とまた暮らすようになり
平穏な毎日を送っていた


このまま何もなく
過ぎていくんだと思っていた。



けと、ある日を境に変わっていく



「おかえりなさい」


帰ってきた雅樹から
少しだけ鼻にかかる臭いがした


雅樹を見れば特に問題ない


着替えしてる姿を盗み見ても
肌は綺麗……怪我はしてない


気のせいかな?



ご飯を食べている時


『少しの間、部屋から出るな』


「え?……買い物とかも?」


『あぁ、必要ならネットで買え。誰が来ても出るな、宅配BOXを使え』
< 57 / 187 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop