あの日の桜は。【大幅修正中】
自分のことを不思議だと一度も思ったことのない私は彼に聞いてみた。
自覚ないんだけどなぁ。
「そうやって初対面に聞くところも不思議なんじゃない?あ、俺水原葵ね。よろしく」
・・・初対面、か。
NO,1と言われる族の幹部さんがよく初対面の素性も知れない女子によろしくとか言うよ。
警戒心なさすぎじゃんか。
私が思っている反応とは予想外すぎて少し驚きだ。
もっと最初は警戒されるかと思ったのに。
「はい、よろしくお願いします」
私も頬笑みならそう返すと、葵はビニール袋から何かを取りだした。