明日も、生きる
家に親父と剛を降ろして

そのまんま、めぐを送る

明日から、1週間 めぐは、入院して
腫瘍が大きくならないように点滴する

「てっちゃん…ちょっといい?」

「おう」

めぐの部屋に初めて入る

「何もねぇな」

「うん…どおなるか、わかんないと思ったから」

めぐが俺の方を向き

「私ね、てっちゃんの事が好きなの!!」

「え?」

「あのね…だから、お願いします
私のファーストキスは、てっちゃんがいいの!!てっちゃんじゃないとやなの!!」

マジで!?

嬉しくて

めぐを抱きしめた

「細ぇ」

甘い香り

「めぐ、俺も
俺もめぐが好き!!」

「え?ほんと?」

「うん!!あと、ごめん!!
めぐのファーストキスは、もう貰った!」

「へ?」

「この前、病院で…寝てるとこ失敬した」

「えええええ!!!!!」


ちゅっ



「てっちゃん…/////」



「めぐ、俺と結婚して下さい」



「/////」



「返事は?」



「はい!!!」



ちゅっ



「よし!サッサと寝ろ!!」



やばい!!


可愛すぎる!!


めぐが可愛いくて、やばい!!



「おやすみ」

「おやすみ」



帰りの車の中で、にやける

めぐが彼女になった





幼なじみでも、生徒でもない




俺の未来のお嫁さん





帰りついたら、いつものように電話する




でも…今日は、車の中で


「めぐ、着いた」

『お帰り!!』

「めぐ、皆に言っていい?」

『なにを?』

「めぐの彼氏になったって」

『いいいいいい一緒に言お』

「ん、じゃあ明日な!」

『うん…てっちゃん!!』

「ん?」

『夢じゃないよね?』

「めぐ、好き!!」

『てててててててっちゃん!!好き!!』

「おやすみ」

『おやすみ』



やばい!!俺、本当やばい!!

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