俺様社長に振り回されるのも悪くない


「何が心配だ?」


私の顔を覗き込んでくる


……言えない
奨学金の返済あるし
両親には秘密だけど
弟の海斗に仕送りしてるなんて…


『……いえ、どうやって過ごそうかと思って…動ける範囲が限られるだろうし』


「あぁ、そうだな。飯は作らせる、掃除もハウスキーパーにやらせればいい、夜には俺がいるから問題ない」


作らせる?
ハウスキーパー??
そんな無駄金…ダメダメ!


『いやいや、片足だから大丈夫。ご飯も作るし掃除もなんとか頑張るから』


私が怪我しただけなのに、そこまでお金を使わせるのは嫌だ


「……わかった」

納得いってない顔だった
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