love you only
アランは、そんな私の姿を見て、ため息をつく。

そして、すぐに近づいてきたかと思うと、ひょいと抱き上げ、歩き出す。


「ちっ、ちょっとアラン!」



アランは、私の慌てぶりを気にもせず、すたすたとあまり使われる事のない、小部屋へと入る。





簡単な応接セットがあるだけの部屋で、私はアランに足の手当てをしてもらう。




「こんな靴、履いてんじゃねぇよ」



私の靴を拾い上げ、アランは吐き捨てるように呟く。





< 125 / 169 >

この作品をシェア

pagetop