love you only
アランが、そのまま通りすぎるのを待っていると、


「・・・った!」


不意に頭を小突かれる。


顔を上げると、目の前にはアランの姿。



「いつもの・・・ナイわけ?」


「あ・・・」


あるに決まってる。

だけど、アランが手にしているセイラのタオルが気になる。



セイラに邪魔されてるんじゃない・・・



私が、セイラとアランの邪魔をしてるんだ。



そう思うと、自然と涙が溢れてしまう。
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