穏やかと癒し・・・ときどき、あい・・・
インターホンが鳴った。

あっもう朝だ。

きっと孝徳だ。

朝、マンションの前にいない私を気にしたのだろう。

もうそんなことしなくていいよ。

ごめんなさい。

ごめんなさい。

応答しなかった。

会社・・・とりあえず、今日は休もう。

急ぎの仕事もないし、今日1日くらいなら大丈夫だろう。


体調不良と連絡をし、今日は休むことにした。

どうしよう・・・

私はこれからどうしたらいいんだ。

「孝徳・・・」

名前を呼ぶと涙が零れた。

あっ・・・

涙が止まらない。

私はひたすら泣いた。

知らなかった。

知らなかった。

孝徳は私をどう思っていたのだろう?

電話かけてきたのが女性だったなんて・・・

帰って来なかったのもそういうことなんだ。

優しかったって・・・

私を抱きしめるみたいに、彼女のことも抱きしめてるんだ。

優しかったって・・・

もうダメだ・・・

もういやだ・・・


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