穏やかと癒し・・・ときどき、あい・・・
「眠そうな顔・・・」

孝徳が持っているDVDを見ながらお酒が進み、ワインの2本目がさっき空いた。

「うーん・・・眠い・・・」

ソファーの背もたれに体を預けて目を瞑る。

「ソファーで寝ない。部屋のベッドで寝て」

「だって、孝徳が寝れないじゃない・・・私このソファーで十分だから・・・」

「ダメ・・・ほらっベッドまで歩いて・・・」

私は無理やり孝徳に起こされて、ベッドに移動する。

玄関の方へと戻り廊下に面したドアを孝徳が開け、電気をつける。

大きいベッド・・・

これはなにサイズ?

「まだ見ぬ彼女とのお揃いを買う奴の話したろ?家具屋に勤めてて、買わされた」

「ダブルベッドより大きいよね?」

「キングサイズ」

「キングサイズ?一人なのに?」

「まだ見ぬ彼女の為とか言って強引にこれにさせられた。このベッドならシングル2つ分だから、二人で寝ても大丈夫だろう?」

「確かにね・・・」

でもなんか私が使うのもおかしいような・・・

「やっぱり私はソファーでいい」

と、部屋から出ようとしたけど、孝徳に阻止された。

「大人しくここで寝ろ」

と、言われて従う。

でも目も酔いも覚めてしまった。

「さっきの続きみようか?」

「酔いも覚めた?」

「うん」

そう言ってまたリビングでDVDの続きを見る。

でもいつの間にか私は眠ってしまったらしい。






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