穏やかと癒し・・・ときどき、あい・・・
テーブルにおつまみを並べて、ソファーに腰を下ろしてワインをあける。

グラスに注ぎ、乾杯。

ワインはよくわからないけど、口当たりのいい飲みやすいワイン。

「美味しいね」

そう言いながら、おつまみのトマトを取り皿に置いた。

切っている時から思ってたんだ。このトマト絶対美味しい。

「で、さっき何考えてた?」

「えっ?」

私はさっきっていつのこと?って思いながら孝徳に目を向けた。

「さっき、俺が大根をおろしてる時」

いつおろしていたのかわからない。

「特に何も」

「嘘つけ。俺が大根おろし食べれる?って聞いたのに全く反応がなかった」

「あっ・・・」

同棲してた彼氏・・・隼人のこと考えてた・・・

「まっいいけど、考えるくらい・・・自分の責めないならね」

「・・・・・・」

何も言えない自分がいる。

責めてるわけじゃないけど、考えてるだけじゃないな・・・

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