穏やかと癒し・・・ときどき、あい・・・
すると、

「やっぱり来るんだ」

隣の孝徳が女性に向かって、そう言った。

「当たり前でしょう?あっ初めまして、私、早川優美です」

早川優美さん。

早川?

孝徳を見上げた。

「俺の姉貴でこうだいさんの彼女」

ええっー!?

「何も話してなかったの?」

「専務と知り合いって話しはした」

「そうなの?私、孝徳の姉です。いつも弟がお世話になっているようで、ありがとう」

と、挨拶された。

「初めまして、緒方咲希です。お世話だなんて、仲良くしてもらってます」

専務より緊張するかも!?

だって孝徳のお姉さん。

「挨拶はこのくらいで、行こうか?」

専務が切りだし、お店へと歩き出す。

「びっくりしちゃった。孝徳にお姉さんなんて・・・」

後ろに孝徳と私が歩き前の二人に着いていく感じで、隣の孝徳に目を向けて言った。

「来るんだろうなって思ってたけど、やっぱり来た。こうだいさんと姉貴の付き合いは長くて・・・」

「幼なじみで兄貴みたいな人っていうのはこういうこと?」

「そういうこと。だって高校の時から付き合ってる。いい加減、結婚したらいいと思うけどね」

高校の時?

もう何年お付き合いなんだろう?

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